第506章:監視対象者の配置

「おい、世話がよくできるやつを探して、すぐ手配しろ」

カリスタは電話口にそう言いながら、脇へと歩いていった。

オットーは分かっていた。たとえ自分が断ったとしても、カリスタは何らかの手を使って、誰かを自分の見張り――いや、世話役として付けるだろう。

それが健康を気遣ってのことなのか、それとも監視なのか。胸の内でははっきりしている。

だが、今それをわざわざ指摘するつもりもなかった。

どうせ毒はもう解けているはずだ。大して心配はしていない。策なら後で考えればいい。

カリスタが脇へ逸れて電話をしているのを見て、アクセルが自分からオットーに話しかけた。

「デイさん、さっき薬を飲まれましたか...

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